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魔物の巣窟 雀荘 獄

1: 徹夜☆2018/03/29(木) 21:59:54 HOST:softbank060094236149.bbtec.net
不定期更新。
キャラの口調間違ってたら訂正コメ
よろしくです。


2: 徹夜☆2018/03/29(木) 22:00:51 HOST:softbank060094236149.bbtec.net
・・・
「ここが噂の雀荘か。」
俺はとある麻雀士。
俺は今強い奴と打ちたい。
そんなわけで色んな奴らと打って来たが、
正直言うと相手になる奴はいなかった。
そこで雀荘のマスター達に話を聞くと
口々にその雀荘の名前を答えた。
「雀荘、獄か...随分悪趣味な名前だな。」
一直線に並んだネオン街の真ん中に
その店はあった。
かなり古ぼけており、全て木製で出来た壁は
この中では逆に目立っていた。
重厚感のある扉を開けると、
一瞬店内の視線が俺の体を刺した。
一瞬だが、永遠にも感じられる息苦しさ。
こんな空気は他の雀荘では無かった。
なるほど。確かにただの雀荘では無さそうだ。
その足取りで空いている卓を探そうと歩を進めると、
「おい、あんた。」
呼び止められた。この店のマスターだ。多分。
「あんた...通り名はあるかい。」
「...はぁ?」
驚いた。通り名と来た。自分から名乗るのはあるが、聞かれた
のは初めてだ。
「ここは普通の奴らは打たせねぇんだ。
ここで打ったのがきっかけで...
麻雀辞めちまったら後味が悪りぃんでな。
で?あんのかい、通り名。」
「あ、あぁ。あるぞ、通り名。」
一応これでも色んな所で勝ってきてるんでな。
それなりの通り名は持ってる。
「この辺りじゃ極運の龍で通ってる。」
「ほぅ...まぁそこそこだな。
いいだろ。打ってきな。」
ふぅ。
この通り名がそこそこか。
これは相当期待してもいいかもな。
さてと...どの卓に入ろうか。
探そうとした時誰かに呼ばれた。
「おい少年!ここが空いてるぞ。」
何だこいつは。
黄色とオレンジに身を包んでる。
かなり体格がデカイ金髪の男だ。
外国人か何かか?
まぁいい。せっかくお誘い頂いたんだ。
遠慮なく入られてやろう。
「では、名乗らせて頂こうか。」
「...え?」
「何だ。聞いていないのか。
おいマスター!説明が行き届いておらんぞ!」
すると、マスターが足早に歩いて来た。
高価そうな革靴が店の中に音を響かせた。
「いやぁすまねぇ。何しろ最近忘れっぽいからよ。ここじゃあ
自分の通り名を名乗ってから
始めるスタンスなんだ。お互いのことを知るのは
雀士としては当然だろう。」
何だか変わったルールがあるそうだ。
まぁいい。
こっちもハナから相手の情報無しで
戦おうとは思ってないんでな。
「俺は龍。極運の龍だ。」
「ほう。噂には聞くぞ。相当運がいいらしいな。
このオレはDIO。
〔天地のDIO〕だ!よろしく頼むぞ。」
天地のディオか。かなり強そうな通り名だな。
「オレとお前のサシウマでいいな?」
「あぁ。いいぜ。ただ、面子が足りないぞ。」
その場にいるのは三人。1人足りない。
「そうだな。マスター!ここに入れ。」
また音が響く。
「へいへい。人使いが荒れぇなぁまったく。」
「そういうな。せっかく場が立ったのだ。
存分に打たせてもらうぞ。」
なるほど...
場が立ってなかったという事は
誰もコイツと打ちたく無かったってことだ。
コイツは強いな。
「さてと、親決めだ。」
「あぁ待て。せっかくだ。親はお前に譲ってやる。」
「...そうかい。じゃ、遠慮なく。」
コイツ...揺らしに来やがった。
親を譲るなんて揺らしじゃなきゃ
まずやらねぇ。
しかし。俺に親譲ったのが悪かったな。
存分に積み込んでやるよ。
今回は...よし。大三元爆弾だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
よし。成功だ。
サイフリも...問題ないな。
手は完璧。後はアガるだけだ。
次はアイツのツモ順だが、どう捨ててくる。
「...フフフフ...ハーッハッハッハッ!」
どうしたコイツ!急に高笑いしやがって。
采配が悪すぎたか?
「どうしたんだい。」
「フフフ...これがオレの通り名の由来だ。
...ツモ。」
...何⁉
「地和。役満だ。」
バカな、地和だと⁉
そんな事があるってのか⁉
「その表情。相当焦っているな。
だが、恐ろしいのはここからだぞ?
次は、このDIOが親だ。」
ッ!!!まさか...‼
「そうだな...オレは最後に積む。
サイフリもお前がやれ。これはハンデだ。」
ぐっ!コイツ、舐め腐ってやがる。
「...あぁ、良いぜ。」
今回は積み込みはなし。
サイフリもデタラメだ。
この状態で、お前はどう出る、ディオ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「さて、始めようか。サイを振ってくれ。」
サイフリの結果奴の山の半分を残し采配された。
これなら完全な平場だ。どうする?
「...フフフフ。」
その笑い声は先ほどよりも低く、
先ほどよりもおぞましく聞こえた。
「ま、まさか...」
「女神はやはり、このDIOを味方したようだ。
...ツモだ。」
なん...だと...
「天和。役満だ。」
ありえねぇ、こんなのありえねぇ!
「どうだい兄さん、わかったろう。
コイツは...DIOは天和と地和でしかアガらねぇ。
〔天地のDIO〕なんだ。
さぁ、精算の時間だぜ、兄さん。」
「〜〜〜!クソッ!」
俺は金を叩きつけて便所へ入っていった。


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