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ピコ森 メル友掲示板


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【1:1】君が恋して来いしても、
1: アワレン☆2017/12/13(水) 21:56:26 HOST:fl1-133-202-243-38.tky.mesh.ad.jp



何か、  違った。




僕の好きな君は、とても
理想と異なった。



君が僕に囁いた。

 『私もずっと同じこと思ってた』





例えば、君が、

彼氏にふられたとか、
友達と喧嘩したとか、
家族に言われたとか、

嫌なことがあったら、僕が一番そばにいて、安心させてあげられるような、
     ・・・・・・
ヒーローになりたかった。










何か、  違った。

何か、  間違えた、僕の




story.


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【2:32】曇りのち雨で、また晴れる
1: 胡蝶☆2017/08/15(火) 19:42:20 HOST:kd106154087137.au-net.ne.jp




_____降らないことはない、止まないことはない。






26: 胡蝶☆2017/12/08(金) 15:05:43 HOST:kd111239211133.au-net.ne.jp

桐谷は今日も何も言わない、何もしない。
それが、逆に苛立ちを募らせる。
あの手紙を見た私が、どんな様子かをこっそり、面白がりながら見ているのかもしれない。
そう考えると余計に、腹が立つ。

だから、私はいつも通りに振る舞う。

「おはよう」
「おはよ、凛也」

これまで通りに夏目くんと付き合ってる振りをする。
結局、脅されて呼び出されてる訳だから意味ないんだけどね。
でも、この演技も今日で終わり。
……いや、終わらせる。

夏目くんは気付いていない。
何がなんでも、気付かせてはいけない。
大事な人を守りたいから。

その日はなるべく、1人でいるようにした。
正確に言えば、1人で居たかった。
まぁ、私は元から、個人行動が多いタイプだからあまり珍しいことではない。
夏目くんとも適度に距離を置いた。

普段通りに2人でコソコソ話していたら、夏目くんに手紙の件を話したと勘違いされるかもしれないからだ。

「ね、昨日のドラマ見た?」
「見た見た!イケメンばっかりだよねぇ」
「あっちぃー」
「今日の飯、一緒に食おうぜ!」
「え、かわいいっ!」

昼休み、トイレに行こうと廊下に出れば、色んな人が楽しそうに話している。
女子はきゃあきゃあ、男子はぎゃあぎゃあ、騒いでいる。
私は僅かに目を伏せ、歩く。

その時、2、3人の男子たちと擦れ違う。
湊が、その中に居た気がした。

_________助けて。
聞こえる筈のない心の中で、思わず呟いた。


27: 胡蝶☆2017/12/08(金) 16:20:35 HOST:kd111239208123.au-net.ne.jp

side◆M

思わず、立ち止まって、振り返った。
色んな人が騒ぐ中で、1人、颯爽と歩いていく知世の姿が目に入った。

「おやおや、やっぱり未練あるんじゃない?」

隣の奴のからかいに、肩を竦めて首を横に振る。

「なんか、違ったんだよ」

呟けば、友人達は顔を見合わせた。
そう、何かが違う気がして思わず、振り返った。

知世が個人行動をするのはいつものことだ。
気になったのはそこじゃない。
雰囲気がいつもと違う感じがした。
自信があって意思の強い彼女が少し、不安そうにしていた。

「でもさ、それに気付くってやっぱり愛の力?」
「だから、違う」

しつこいからかいを否定して、再び、歩き出す。

オレは知世が強いことを知っている。
彼女は真っ直ぐで、しっかりとした芯がある女の子だ。
だけど、強がりなことも知っている。
彼女は弱さを隠して、笑顔を浮かべて誤魔化す。

それを知っているからこそ、気になる。
夏目はそれを知っているのか、もし知らなければ。
今、知世は“1人”で何かを抱え込んでるんじゃないか。

もしかしたら、オレの思い違いかもしれない。
知世本人に確認すれば早い話だがオレと彼女の関係は複雑で、そう簡単にはできない。
それに、アイツを守る役目は夏目凛也のものだ。

________助けてやりたい。
心の中でそう思いながらも、何もできないもどかしさを感じた。


28: 胡蝶☆2017/12/10(日) 13:59:34 HOST:kd111239205047.au-net.ne.jp

迎えた放課後、昨日と同じように文化祭の準備があるからか、多くの生徒が教室に残っていた。
見回せば、既に桐谷は居なかった。

「桐谷の奴、もう帰ったんじゃない?」
「別にいいよ、ふざけてばっかりで邪魔になるだけだし」

そんな辛辣なことを言いながら、準備に取り掛かっていた女子達に声を掛ける。

「ごめんね、部活で呼ばれてて……用事済んだら戻るけど、ちょっとだけ抜けるね」

そう伝えれば、「全然気にしないで!」と彼女らは笑顔で私を見送る。
夏目くんはトイレ掃除の当番だとかで、教室には居ない。
ちょうどいい、好都合だ。

資料室を生徒が使うことなんて滅多にない。
私も入学以来、中に入ったことはない。
資料室なんて名ばかりで、実際のところは物置となっているらしい。
だからか、資料室前の廊下も人通りが少なく、ひんやりとした空気がある。

コツコツ、と響くのは私の足音だけ。

廊下の一番奥、資料室と書かれたプレートを見つける。
扉の前で足を止めて、深呼吸をする。
スカートをギュッ、と握り締めた。
閉めきられたカーテンのおかげで、中の様子は全く分からない。

手の震えをどうにか押さえて、扉を開ける。
扉は錆びているのか、少し重く、ギギッと嫌な音を立てた。
そのまま、扉を開けたままにしておく。

教室の電気は点いておらず、薄暗い。
中は普段使う教室よりも少し狭い空間で、本棚や机、椅子などが散乱している。
本棚の中身は殆ど空っぽで、全体的に埃っぽく、思わず顔をしかめた。

教室の中央付近だけ、綺麗に机と椅子が並べられていた。
それが妙で、気味が悪い。

その時、背後で気配がして振り返ると同時に扉が閉まる。
カチャン、と鍵まで閉められる音がして私は少し焦る。
逃げ道を閉ざされたのだから。

「待ってたよ、知世ちゃん」

そう言って、桐谷は私の片腕を掴み、教室中央へ引きずっていく。
私は空いた片手でスカートを、もう1度、ギュッと握り締めた。


29: 胡蝶☆2017/12/10(日) 14:32:26 HOST:kd111239205047.au-net.ne.jp

妙に綺麗に並べられた机と椅子、のうちの1つの机に桐谷は腰を下ろす。
私はその、すぐ近くの椅子に座らされた。
扉がある方に桐谷が座ったので、私は簡単には逃げられない。

「で?」

私は脚を組み、強気な態度で問い掛ける。

「わざわざ呼び出して、何の用?」

勿論、用件は分かっているけど。
桐谷はそんな私を面白そうに見ながら、私の髪を触る。

「オレの女にならない?真野とか、夏目みたいな地味な奴と付き合ってもつまんねーじゃん」
「何度も言わせないで、却下」

パシッ、と軽く、桐谷の手を叩く。
桐谷は尚、笑みを浮かべて私を見る。

「やっぱいいねぇ、知世ちゃんの強気なところ。痺れるわぁー」
「今までの子はアンタが脅せば、皆、言うこと聞いた?」
「オレのお願いは誰も“断れない”からな」
「断ったら、どうなるの?」

探るように尋ねれば、桐谷はペラペラと答える。

「潰すだけ。オレの親、お偉いさんだし、それぐらい簡単にできるし。まぁ、断る奴なんて今まで居なかったけど。」
「それで好き放題やってたんだ?」
「いい女は欲しくなるじゃん。中3の時にやってみたら、上手くいって、そっからハマッちゃってさ。訴えたところで親が隠蔽してくれるし。」

本物のクズだな、と思いながら、私は更に探りを入れる。

「うちに入ってからも続けてる?」
「学校の奴らは地味でつまんねぇから手出ししてねぇよ。だけど、知世ちゃんは面白いって思った。」
「……面白い?」
「強気で媚びない女。人のモノに手出すのも面白いな、って思ったんだよねぇ。」

思わず睨めば、桐谷は急に周辺の机や椅子を蹴り飛ばして、私を椅子から引き摺り下ろす。
少し、スペースのできた床に落下した私は僅かに痛んだ体を起こそうとするが、その前に桐谷に乗り掛かられた。
両手をひと纏めにして、仰向けで床に押さえつけられ、身動きが取れなくなる。

「教室でこの状況、初めてだからゾクゾクするわ」
「やめて!」
「人通り少ないから、叫んでも無駄だって」
「いい加減にしてっ!」

桐谷の手は既に、私のブラウスのボタンを外しに掛かっている。

「____助けてっ!!!」

桐谷は私を見て、愉しそうに笑った。


30: 胡蝶☆2017/12/12(火) 18:19:15 HOST:kd111239200069.au-net.ne.jp

side◆M

放課後、理科室の掃除当番だったオレはじゃんけんに負けて、ごみ捨てに行かされた。
今日は文化祭の準備もあるから、さっさと終わらせよう。

そう思って、ゴミ箱から袋だけを抜き取る。
ふと、窓を見れば、向かいの校舎が目に入る。
今、オレがいる4階と同じ階の廊下を1人の女子生徒が歩いていた。
彼女はそのまま、廊下の1番右側の教室に入っていく。

知世だった。

入っていた教室は確か……資料室?
けど、あそこは物置と化してるはず。
文化祭の準備か、いや、あんな場所使わないか。

資料室の、開いたままの扉を見つめながら、考える。
電気が点いていないのか、流石に此処からでは中の様子までは分からない。

「真野、早く持ってけよー」
「あ、はい」

先生にそう声を掛けられて、振り向いて返事をする。
ゴミ袋の口を結び、持ち上げて、再び向かいを見れば。

(_____扉が、閉まってる)

さっきまで開いていたはずの扉が、ピシャリと閉められていた。
自分で閉めたのかもしれない。
オレが考えすぎなのかもしれない。
だけど、何か、おかしくないか。

不安げな知世。
人通りの少ない場所。
閉めきられた空間。

ゴミ袋片手にオレは、早足で資料室まで行った。
先にゴミ捨てを済ませるべきか、と思ったがどうしても気になる。
ゴミ袋は近くに放置して、閉められた扉の前に立った。

ゆっくり、扉に手を掛けて、引いてみるが動かない。
鍵が掛かっている。
知世が、掛けたのか?

「真野?」

突然、名前を呼ばれて振り向けば、1人の男が立っていた。
飄々としていて、賢そうな顔をしている。

「夏目……凜也、だっけ?」

知世の彼氏だった。


31: 胡蝶☆2017/12/12(火) 18:51:52 HOST:kd111239200069.au-net.ne.jp

side◆R

柿原さんの様子がおかしい。

そうやって、何となく、感じた。
いつも通りに自由に動いてるように見えて、そうじゃないというかなんと言うか。
何処か、オレを避けてる気もする。
まぁ、自由な彼女のことだからただの気分かもしれない。

桐谷に動きも見られないから、大丈夫だとは思うけど。

掃除を終えて、教室に戻れば柿原さんは居なかった。
ついでに言えば、桐谷も居ない。

「知世は?」

随分、下の名前で呼ぶのも慣れたなと思いつつ、手の空いてそうな女子に声を掛ける。
彼女は少し思案した後、あっ、と小さく声をあげた。

「部活の用事、って言ってたよ!」
「部活……そっか、ありがとう」

礼を言ってから、もう1つ尋ねる。

「桐谷は?」
「え、帰ったんじゃない?」
「荷物、置いてあるけど」
「嘘っ、気付かなかった……じゃあアイツ、学校にいる癖して準備手伝ってないってこと!?」

といきなりヒートアップした彼女に苦笑いしなから、用事がある旨を伝えて、少し抜けることを言っておく。
教室を出ようとしたとき、1人の男子が思い出したように言った。

「そういや、さっき窓から見かけた、上の階の向かいの廊下歩いてた女子……柿原さんに見えたんだけど」

その言葉を聞いて、オレは駆け出した。
あの廊下は人通りが少ない。
柿原さんと桐谷の不在が重なっているのも気になる。

それで急いで来てみれば、資料室の扉に手を掛ける、真野の姿が目に入った。


32: 胡蝶☆2017/12/12(火) 19:52:56 HOST:kd111239200069.au-net.ne.jp

side◆M

「なんで此処に?」
「知世が入っていくのを見かけた」
「だから?」
「様子がおかしかったから気にかかってた」

何処か焦ったような表情の夏目は、オレを疑うような目をしている。
余程、知世のことが大事らしい。

「それで、彼女は?」
「鍵が掛かってる、開かない」
「自分で掛けたのか……?」

考え出す夏目を見ながら、オレは心の中で結論を出す。
自分では掛けないだろう、恐らく。
というか、掛ける目的がない。
じゃあ、誰が?

「他には、誰かいるのか?」

その問いに肩を竦め、首を横に振った。

「何とも言えない……少し、目を離した隙に扉は閉まってた。その間に誰かが入った可能性は十分ある。」
「蹴破ってみるか」

とんでもないことを呟いた夏目を慌てて止める。

「壊すのはまずいだろ、何が起こってるかもはっきりしないし……ってお前、それ以前に蹴破れんのか?」
「ここの扉って割と古いから、鍵穴を蹴れば鍵が潰れる」

夏目の見た目的には真面目な賢そうな奴という印象だが、意外と大胆なことを言う。
少し、驚きながら夏目を見ていると、視線に気付いたのか此方を向いた。

「何?」
「……いや、別に」

お互いに口を閉じ、辺りが静寂に包まれる。
その時、夏目が俺の目を真っ直ぐに見てきた。

「真野は“柿原さん”のこと、後悔してるんじゃない?」

“柿原さん”?

「お前、下の名前で」

呼んでないのか、と続けようとして中から物音がしたことで遮られた。
ガタンッ、と何かが倒れる音だ。
扉に耳を押し当てれば、微かに言い争う声が聞こえる。

「クソっ、やられた」

夏目は隣で低く呟くと、扉を蹴破る体勢に入る。
本当にいいのか、と思いながら止めるか止めないか迷っていると。

「______助けてっ!!!」

知世の声が、聞こえた。


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