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黒バスキャラのメール
[16]羽涼:2014/05/18(日) 15:10:36 HOST:softbank221054250129.bbtec.net
羽涼=裕 です。
すみません
__________
「黒子君。」
奈津がそう言ったのは、放課後の体育館だった。
黒子は、ゴールに向かってシュート練習をしている。
「すみません、わざわざ来てもらって。
奈津さん、忙しいですよね。」
奈津は、委員会では副委員長を務めているうえに、
部活でも、人数の関係上副キャプテンを任されている。
委員会は、委員長が支持をだし、実際にやるのは副委員長なので、委員長よりも忙しい。
昼休みはもちろん、放課後の忙しさは尋常ではない。
昼休みはほとんど(弁当食べるのは基本屋上)教室にいないし、
放課後もギリギリまで教室に残り、委員会の仕事をし、そのあと部活に向かう。
部活が終わると片付けをして、家で委員会の仕事の残りや課題、
「ん、大丈夫。キャプテンに言って来たし。」
奈津は優しく笑うと、
黒子の横にあるボールカゴからボールを一つ手に取り、ゴールに向かって放った。
ボールは、ゴールに綺麗な弧を描いて吸い込まれていく。
「それで、伝えたい事、なんですが。」
黒子が奈津に向き直る。
淡い期待と、高鳴る鼓動。
奈津は感じていた。
黒子は、口を開く。
「好きです、奈津さん。」
普段は感情を顔に出さない彼も、この時ばかりは違って、頬をわずかに赤らめていた。
ふうっと息を吐き出して、続ける。
「もし、良ければ。…付き合ってくれませんか。」
奈津は、自分でも頬が赤くなっているのが分かった。
俯いていて、黒子から表情は見えない。
だが、俯いて真っ赤になっている姿は、
普段の冷静で無駄のない行動をする彼女からは想像もつかない。
奈津さんの新しい一面が見られました。
黒子は、返事を待つとともに、嬉しさに顔をほころばせそうになる。
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